秀衝街道の古代はすロマン
猛暑ひとやすみの雨模様の土曜日
久しぶりに会う友人と、岩沢の多聞院井沢家の古代はすを見に行ってきました。
昨年はじめて訪れたのが、偶然にも7月第3週の例大祭の準備中で
はすの花はバッチリ見ごろだったけど
伊澤家にもその奥にある久那斗神社にも、遠慮して足を踏み入れることが出来ずに帰りました。
今回ははす池を見てから先ず、伊澤家の左後ろ側にある久那斗神社へお参りさせていただきました。
参道の両脇にたたずむ、雨にぬれた珍しい植物にワクワク~。
シュッとした白い花は春の山菜の王様、シドケの花ですって!
初めてみました!
赤い花火のような花も初めて!
あとで伊澤家住宅の管理をしていらっしゃる女性にお聞きしたところ
「トチ葉人参」という薬草ですって!
葉がトチの木の葉に似ているからと云うことらしいですが
きっと根が人参のような形をしていて、薬効があるのでしょう。
長いこと生きていても、知らない事ばかりだわ~
そして国指定重要文化財の伊澤家住宅は
修験者の道場でもあったとか。
私の母の実家の小鳥崎(私もそこで生まれた)の、造りを思い出して懐かしかった~。
ボランティアガイドの方といろいろお話しているうちに
もう30年ちかく前に自然観察会で行った、鷲巣鉱山のことを思い出して聞いてみたら
なんと!
そこがもともとは金山で、掘った金を平泉に運んでいたために
秀衝街道と呼ばれていたとのこと。
30年近く前に見た鉱山跡と、やっと繋がった!
勉強不足を恥じながら、歴史のロマンを感じた雨の土曜日でした。
住宅を出た途端に北上へ向う電車が、西から東へ!
昨年に引き続き、今年も古代はすと北上線の電車を撮るおまけを頂きました!